マチュピチュ

ぜひ行ってみたい世界遺産は、南アメリカのとがった絶壁の山々がそびえる、ウルバンバ渓谷の山間、標高2280mという場所にあるマチュピチュです。このマチュピチュという名前ですが「老いた峰」を意味するといいます。

1911年、アメリカの考古学者ハイラム・ビンガムによって発見されるまで、マチュピチュは16世紀スペイン軍によって最後の日を迎えてからインカ帝国の都は400年の眠りについていたという節が一般的です。
マチュピチュは今でも不可解な点が多すぎるそうです。完璧に製材された20トンクラスの巨大な石はカミソリの歯も通らぬほど堅牢に組み上げられていたり、そんな巨大な岩をどうやって標高2720mの地まで運び上げたのか、その技術は今だに不明です。

そんな謎な世界遺産ですが、一度マチュピチュの写真を見たらその光景は忘れることのできないほど美しい姿をしていると思います。マチュピチュは自然遺産でもありますが、文化遺産でもあるというユネスコ世界遺産のなかでは珍しい複合遺産になっています。

よくみるマチュピチュの写真ですが、見張り小屋からとられているそうです。マチュピチュの遺跡の入口から左側に上っていくと見張り小屋があります。ここからの写真がマチュピチュのあの有名な姿になっているそうです。

長年の栃木から離れることになったので、ぽっちゃりでも出会いを探そうと秋田でお見合いパーティーねるとんパーティーに参加するようになりました。先日知り合った方は世界遺産の話をすると私も行ってみたいというような方で色々と話がはずみました。
お見合いの成功はどうなるかわかりませんが、世界遺産のことで話が弾むのはたのしいですね。

イスラム教が気になる

世界中にたくさんある歴史的遺産は、宗教と大きく関わっていることが多いです。
イスラム圏にあるものは、特にそういえるのではないでしょうか。

フェズ・エル・バリは、1000年以上も前に、モロッコ最初のイスラム王朝、
イドリアス朝の都となった旧市街です。
またアラブ圏での旧市街、メディナのなかでも、マラケッシュのメディナは独特!
特に旅人にとってはイスラムの香りが漂う、すごく刺激的な街です。
ジャマ・エル・フナ広場にも行ってみましょう。
見るものすべてがイスラム!イスラムの生活が肌で感じられます。

他には、世界遺産の古都メクネスもオススメ。
メクネスは、現モロッコの王朝アラウィー朝が17~18世紀に都と定めた街。
王都の入口にあるマンスール門は、イスラム建築の最高傑作のひとつです☆

モロッコでは、イスラム教が国教。憲法に明記されています!
現国王は、イスラムの預言者、ムハンマドの直系の子孫といわれている
国教の最高指導者の地位にある人です。

イスラム教には多くの宗派がありますが、
多くのモロッコ国民が信仰しているのは、「イスラム教スンニ派」と言われ、
最も正当かつ戒律の厳しい宗派なんだそう。
五行を義務として守っていて、規律正しい生活を送っているのです。

ただし、フランス統治がおこなわれてからは、
ちょっとだけですが戒律のソフト化が見られます。
モロッコにも西洋文化の波が押し寄せているようです。
特に大都市のほうになると、西洋近代都市とさほど変わらない生活を
送っている人たちも多いようです。
そこは個人の意志に任せられているようなので、
いろんな文化が入り混じっているのかもしれませんね。

オススメ!フェズ・エル・ジュディド通り

王宮の正門の右横の道「ブー・キサット通り」をどんどん歩いて行くと、
メラー(旧ユダヤ人居住地)へ出ます。シナゴーグ(ユダヤ教会)や、
木製のバルコニーや格子窓のある独特のたたずまいを眺めながら、
ユダヤ人の迫害の歴史に思いをはせるのもいいでしょう。

王宮から10分ほどで、左手に白い重厚な門が見えてくるのが「スマリン門」です。
ここを入れば、フェズ・エル・ジュディド地区の一番の繁華街、
通称フェズ・エル・ジュディド通りがあります。
南のスマリン門から、北のダッカーキーン門まで、人の活気であふれていますよ。
スマリン門をくぐると、道端に日用雑貨が売られていたりします。
ぶらぶらと歩いていくと、衣料品スークのアーケード街へ続いていきます。

スマリン門から入ってすぐの道の両脇に、ふたつのモスクがあることに気付きます。
(モスクとは、イスラム教徒の礼拝堂のことです)
これらは14世紀にたてられたもの。
身体を清めるための池や噴水が、その柱廊で囲まれたパティオとよばれる
中庭の真ん中に位置しています。

モロッコは、ヨーロッパの雰囲気が漂うとはいえ、アフリカの砂漠の国。
夏は灼熱の太陽が容赦なく照りつけます!
しかし、一方冬のモロッコは、これまた容赦なく寒いんです!!
乾いた冬風は、人間を容易には寄せ付けない厳しさがあります。

ですから、乾燥して乾いたモロッコでは、水は貴重な存在。
水をみるとなぜかほっとしてしまいます。
モスクの入口にある水場や、広場で水を売る人・・・。
水の大切さを感じるのが、このモロッコかもしれませんね。

砂漠が世界遺産

ユネスコの世界遺産に指定されている、モロッコのアイト・ベン・ハッドゥは、
一言で言えば、『砂漠の街』。
世界遺産に登録されているフェズのメディナや古都メクネスとはまったく違います。

アイト・ベン・ハッドゥは、カスバ化された街なんです。
カスバとは?要塞という意味があり、つまりメディナの内外を監視するための城塞
の役割をはたしていたのです。

カスバにはいろいろな形があります。
1つは、メディナの一角に存在するもの。他には、地方の小さな砦や地方官の邸宅
そのものか、それを中心に高い城壁で囲まれた街全体を指すものがあります。

マラケッシュからアトラス山脈を越え、ワルザワードへ行く途中にあるのは、
後者のタイプのカスバになります。
このあたりは、アトラス山脈を越えてサハラ砂漠が遠く広がっています。
オアシスの緑と砂漠の赤茶けたコントラストは本当に美しい!
厳しい自然のなかをひたすら走る醍醐味、ぜひ味わってみてください。

●オアシス
オアシスというのは、アラビア語で「ワーハ」と呼ばれます。
砂漠、ステップなどにある常に淡水がわき出る緑の地帯のことですが、
砂漠のなかでもナツメヤシを中心として灌漑農業がおこなわれています。
ナツメヤシの実を「トゥマル」といい、糖度が高く、市場で売られています。
このトゥマルは、モロッコではおやつや料理など、よく食べられています。

●ノマドとワジ
砂漠で生活する遊牧民にとって重要な生活の場となるのが、ワジ。
普段は干上がっていて、雨期にのみ水が流れる川のことなんです、
周辺には草木があって、深く掘れば水が出てくるんですよ!
砂漠の民の貴重な命の水を供給する生活の場です。

ファティマの手について

モロッコの世界遺産の特徴は、メディナ(旧市街)全体、つまり、もちろん歴史も含めて、
現在そこで生活している人たちの営み全てが世界遺産だということは
お話したとおりです。
だからこそ、モロッコの世界遺産を堪能したい!という方には
ぜひ実際に、町を自分の足で歩いていただきたいと思うのです。

あてもなく、ただふらふらと歩いても、十分楽しいのですが、
せっかくですから、何か目標になるものがあるといいですよね。

街の古そうな家をみつけたら、そのドアに注目してみてください。
さまざまなデザインがあるのですが、手のひらのようなドアノッカーが
取り付けられているのが発見できると思います。

これは特に、世界遺産の街「フェズ」や「古都メクネス」などに多くあります。
「ファティマの手」と呼ばれる、一種のお守りだったんです。
これは悪魔から身を守るシンボルとされていて、ドアのノッカーだけでなく、
ネックレスペンダントや指輪、鏡、陶器にも描かれています。

また、モロッコだけでなく、イスラム圏全体にみられます。
まさに「手」そのもののデザインのものから、
親指と小指が同じ長さで、一貫、くまでのように見えるような手もありますよ。
手の5本の指は、イスラム教で神聖視されている「5」という数字も大切だそう。

ファティマというのは、予言者ムハンマドの4女で、4代目カリフの妻となった女性です。
26歳で亡くなりましたが、常に貧しい人たちを思いやる、慈悲深い女性だったそう。
ですからファティマは、ムスリムにとって理想の女性。
彼女の手をかたどったお守りを持つと、救いの手が差し伸べられると信じられています。

クスミ門とアラビア語

ユネスコ世界遺産に登録されているモロッコの古都メクネスには、
マンスー門があるのは有名です。北アフリカで最も美しい門の一つと言われています。
もとはキリスト教徒で、イスラム教に改宗したマンスールが設計したことから
「マンスール・エルアルージュ門」とも呼ばれます。
「改宗者の勝利の門」という意味です。

その他に、古都メクネスで代表的な門は、「ベルダン門」と「クミス門」があります。
これらはいずれも、ムーレイ・イスマイルの建築物です。

●クミス門

クミス門は、旧ユダヤ人街の西に位置し、北にはユダヤ人街が広がります。
美しいモザイク模様や彫刻、アラビア文字が刻まれている門で、
表面の緑の装飾の美しさは特に注目です。

●アラビア語
モロッコでは、アラビア語が話されていますが、またフランス語も通じるんです。
アラビア語は、一般に2つに分類されます。
1.「フスハ」・・・アラビア語圏での共通の公用語となるアラビア語。
2.「アンミーヤ」・・・マグレブ方言と呼ばれる方言です。
地方や国によって大きく異なります。
エジプトやシリア、ヨルダンといった地方で話される
アンミーヤとモロッコで話されるアンミーヤとはかなり異なります。
もし旅をする予定なら、是非その地方の言葉を少しでも覚えていきましょう。
ちょっと勉強していくだけで、とても楽しい思い出になります。

・「こんにちは」・・・「アッサラーム・アレイクム」。
・「おはよう」・・・「サバーハル・ヘイル」
・「ありがとう」・・・「シュクラン」
是非あなたも覚えて、現地の人とコトバを交わしてみては?

世界遺産の街とか門とか

モロッコで世界遺産に登録されているものは下記のとおり。

1.ファズ・エル・バリの世界最大のメディナ(旧市街)の町並み
2.マラケッシュのメディナ
3.古都メクネス
4.ウォルビリス
5.ティトゥアンのメディナ
6.エッサウッィラのメディナ
7.アル・ジャディーダのポリトガル都市
8.アイト・ベン・ハドゥ

この8つの世界遺産の特徴は、町並み全体が遺産登録されていること。
特徴があるのは、メディナ(旧市街)と、それを取り囲む城壁、
そしてそのメディナへの出入口である、門に着目してみましょう。

メディナは歴史の遺物ではないのです。
そこには現在も、多くの人びとが昔と変わらない生活を送っています。
モロッコを訪れたなら、ぜひ、その町の「門」に注目してください。

門をいくつかご紹介しましょう。

●マラケッシュ
・アグノウ門・・・マラケッシュで最も美しい門のひとつとといわれる門。

●フェズ
・スマリン門・・・王宮から少しいったところの白い門です
・ダカーキーン門・・・スマリン門からフェズ・エル・ジェディド通りを行ったところにあります。
・ブージュルード門・・・メディナの入り口にあるフェズ最大の門です

●古都メクネス
・マンスール門・・・北アフリカで最も美しく、有名な門のひとつです。
改宗者の勝利の門という意味があります。
・ベルダン門(「荷鞍の門」という意味。ザルフォーン山の美しい景色を望む)

●ラバト
・ルワー門・・・ムワッヒド朝の塁壁のなかでも、ほとんど昔のままの姿を残しています。
ルワーとは「風」という意味があります。

イスラム用語を覚えよう

世界中には、さまざまな宗教があることをあなたはご存知ですか?
このブログを読んでいるのが日本人の方なら、「よくわからない」という人が大半だと
思います。日本は無宗教の人が多いですからね。
今日はイスラムについて少しお話ししましょう。

実は、ユネスコが指定している世界遺産の中には、
イスラム教が関係しているものが数多くあるのです。
宗教に関係なく、その建築美だけに注目したとしても、
イスラム建築のその素晴らしさは、世界の遺産と言っても過言ではないでしょう。

でも、せっかくイスラムを旅するのでしたら、イスラム教の知識をもっていないと
その本当の魅力は理解できないでしょうし、
まず、現地の人たちの暮らしには、イスラム教が深く根付いていますので、
ちゃんとマナーなどをわきまえておく必要があります。

たとえば、イスラム教の国で、女性が夜間に外出することはタブーです。
昼間も肌を露わにしてはいけないということは、知っている人も居るかもしれませんね。

では、重要なイスラム用語をいくつかご紹介します。

●モスク[MOSQUE]
イスラム教徒の礼拝堂。柱廊でぐるりと囲まれたパティオ(中庭)の真ん中で
身体を清められる池や噴水があります。

●アル・アザーン[El ADHAN]

モスクから聞こえてくる礼拝の時間を知らせる合図のこと。1日5回
「アザーン、ハイヤーアッサーラート(お祈りしましょう)」と呼びかけがあり、
メッカの方向へ向いて礼拝します。

●メッカ[MECCA]

イスラムの聖地。預言者ムハンマド生誕の地と言われています。
アル・アザーンが聞こえてくると、メッカの方向へ向けてお祈りが行われます。

世界遺産の街での暮らし方

モロッコの世界遺産のお話を続けましょう。
ここはとても特徴的。街全体が世界遺産として登録され、保護されています。

登録されているのは古都メクネスや、フェズ・エル・バリやマラケッシュの
メディナといった都市ですが、これらは、1000年以上前の王都であり、
なおかつ現在も人々が暮らしている、「現役の街」なのです。

マラケシュのメディナの南側にはアグノウ門という美しい門があります。
門の外では、現代のファッションに身を包んだ人たちがたくさん居るのに、
その門の中はメディナ。
近代的なファッションに身を包んだ人たちと、民族衣装を着た人が、
混在して歩きわたり、門から外へ出てきたり、門をくぐって中へ入っていったり。

過去の歴史と現在とが入り混じった、なんとも不思議な光景がひろがっている
街がモロッコの魅力なのです。

では、そのモロッコの民族衣装を簡単にご紹介しましょう。

●ジュラバ●

くるぶしまで届く、フードがついた上衣。
暑さから身体を守ってくれ、風通しも良くて、砂漠で着るととても快適。

●ガンドーラ●
室内着としても着られている、お祈りのときに着るフレンチスリープの服。

●カフタン●
袖がゆったりとした襟がない長い上着です。
祭りやお祝いのときの女性の晴れ着にもなります。

モロッコの世界遺産の街を歩く機会があったら、是非そこに生活している
人たちの服装や食生活にもぜひ、目を向けてくださいね。
目に映るもの全てが世界遺産。とてもロマンチックだと思いませんか?

ラマダンの不思議

イスラム圏には、モスクやミナレットなど、ユネスコに登録された世界遺産が
実に数多くあります。僕にとってはとても魅力的な場所。

ただモロッコの場合は、世界遺産に登録されたのは、町全体。
フェズ・エル・バリやマラケッシュ、古都メクネスなどになりますが、
これらはいずれもイスラム教の生活が営まれている場所なのです。

ですから、もしモロッコの世界遺産を深く知りたいと思うのであれば、
まずはイスラム教を知ることから始めるのがいいでしょう。
イスラム教の生活にどっぷりと浸ってみることをオススメします。

たとえば、1日5回流れる「アル・アザーン」というものがあります。
『お祈りしましょう』 (アザーン。ハイヤーアッサラート)とイスラム教徒に呼びかける
もので、モスクというイスラム教徒の礼拝堂から聴こえてきます。
イスラム圏に滞在したことのある人なら、ご存知かもしれませんね。
とても不思議な、なんとも有り難い敬けんな気持ちになると思いますよ。

でも、ときどき、私たちには慣れない「ラマダン」があります。
「ラマダン」とは、イスラム暦での断食月、または断食そのものを言います。

断食することはイスラム教徒の義務のひとつ。
年1回、1か月間は日の出から日没まで一切の食事が禁止です。
でも、夜になれば思う存分食べてOK!(ラマダンブレックファーストといいます)
かえってドカ食い?!街は真夜中まで甘いお菓子など、
食べ物があふれるように売られ、それはもうお祭り騒ぎになります!

旅人は、断食しなくてもいいのですが、一度はラマダンブレックファーストを
味わってみるのもいいかもしれませんね。

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